手首の怪我


転んで手をついた後手首が腫れてきた という場合
年代別にお話ししたいと思います。

成長期のお子さんの場合
骨がまだ固まっていないので大人なら骨折するぐらいの怪我でもパッキリ折れないことがあります。
ちょうど成長した竹ならパキンと折れても若いタケノコだとグチャっとつぶれるように折れます。
これを若木骨折といいます。
この場合レントゲンで典型的な骨折と違う画像になりますので 骨折でないと誤解されることがあります。
そしてそのままテーピングなどで運動を続けているとその場所が徐々に曲がってくることがありますのでしっかりしたギプスと安静が必要になります。
ちゃんと治療した場合、お子さんは骨折の治りもよいのでほんの数週間固定するだけで何の後遺症もなく治ります。

ご老人の場合
多かれ少なかれ骨粗鬆症がありますので、若い人と違って、ちょっと手をついただけで折れることがあります。
折れていてもずれのない骨折の場合は数週間ギプスをします。
ずれがある場合は一瞬だけ痛い思いをして整復してギプスで治療する場合、あるいはすぐ手術になる場合など程度によって様々です。
骨粗鬆症がひどい場合ははじめにいい形に整復できても、骨折が治る過程で筋肉の力に骨が負けて形が元に戻ってしまう場合があります。
通常 骨粗鬆症の治療と平行して行います。